【しまメシ🍚】カジメのみそ汁(対馬市)/独特のとろみで温まる
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長崎県は島の数が日本一!そんな長崎県内の島々で食べられているちょっと珍しいグルメをご紹介します。ぜひ一度現地にでかけてご賞味ください。
「最も暑い秋」が落ち着き、やっといつもの冬の寒さになってきた。朝食には、磯の香りが漂い、独特のとろみのある海藻「カジメ」をたっぷり入れたみそ汁がぴったりだ。
対馬市厳原町の住人によると、対馬の家庭では、昔からカジメのみそ汁と白ご飯が朝食の定番。熱々のみそ汁と、とろみが付いたカジメを吸い上げると、身体が一気に温まる。
かつては島内各地で採れていたというカジメ。しかし、市水産課によると、近年は「磯焼け」の影響で島内ではほとんど採れなくなった。対馬で流通しているのは、主に壱岐などの島外産だという。
大根を入れると、「山と海の幸がうまく合わさっておいしい」と話す住人。「若い頃は苦手だったカジメも、今は好きになった。先人がこの文化を残してくれてよかった」としみじみ話した。
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