グルメも景色も大満足! よくばり野母崎ドライブ

更新日
2023.05.12
情報提供
ANA長崎
※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
グルメも景色も大満足! 長崎サンセットドライブ

今回は長崎市南部にある野母崎(のもざき)エリアへ。世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして有名な端島(軍艦島)を、陸地から一番近くで見られる場所として人気があります。長崎市中心部から1時間以内でアクセスでき、日帰りドライブにもぴったり。美しい景色や夕日に感動したり、おいしいものに満たされたり。心ときめく海沿いのドライブプランをご紹介します。

■JR長崎駅周辺から約1時間 レンタカーで野母崎へ

JR長崎駅周辺でレンタカーを借り、長崎市南部の港町・野母崎エリアへ出発。長崎市の中心部を貫く国道202号、国道499号を南へ約25km、所要時間はおよそ40分のドライブ。野母崎エリアに入るまでは広い道が続くので、比較的運転もしやすいと思います。

長崎市はこんなまち(バナー)

一番の難関はJR長崎駅周辺から、古い洋館群が残る長崎の観光名所の一つである「南山手・東山手」がある大浦エリア。道路の中央を路面電車が走り、路線バスや乗用車など平日でも交通量が多いので、運転にはお気をつけくださいね。

JR長崎駅前付近の国道202号の様子。交通量が多いのでご注意を
JR長崎駅前付近の国道202号の様子。交通量が多いのでご注意を

この難所を抜けると、右手に2005年開通の「女神大橋(めがみおおはし)」が見えてきます。塔と桁を斜めに張ったケーブルでつないで支える構造の斜張橋としては、国内でも6番目の長さを誇るそうです。夜はライトアップされて、より美しい姿に。

長崎港に架かる「女神大橋」
長崎港に架かる「女神大橋」

女神大橋をくぐった後も、国道499号をひたすら南へ。小ヶ倉交差点、江川交差点を通り過ぎ、JR長崎駅周辺から約20分。進行方向の左手、お寿司屋さん「若竹丸 南長崎店」の少し先にある超人気のパン屋さん「le,Pang(ルパン)」へ寄り道。気になっていたお店に立ち寄れるのも、ドライブならではの楽しみです。黒を基調とした、おしゃれな外観が目印です。

le,Pangは店構えもおしゃれ
le,Pang(ルパン)は店構えもおしゃれ

店内もアンティーク調で、おしゃれな雑貨屋さんのよう。30種類ほどのパンがかわいく並んでいます。かみ応えのあるハード系から、子どもにも人気のメロンパンまで、どれもおいしそうで目移りしちゃいます。

アンティーク調でまとめたle,Pang(ルパン)の店内
アンティーク調が素敵なle,Pang(ルパン)の店内

オープンは火・木・土曜の3日間だけ。しかも昼頃にはほぼ売り切れてしまうほどの人気ぶりです。そのヒミツは自家製酵母。レーズンと紅茶から起こしているそうで、かむほどにいい香りがふわりと広がります。
時間とタイミングが合えば、ぜひ立ち寄ってみてください。

le,Pang(ルパン)からさらに南へ。スーパーやドラッグストアの前を通過し、5分ほど車を走らせると「栄上交差点」が見えてきます。この分岐を右方向へ。

分岐点となる「栄上交差点」を右方向へ
分岐点となる「栄上交差点」を右方向へ

1本道が続きます。さらに5分ほど進み、「岳路海水浴場入口」バス停を過ぎると、右手に海の景色が広がります。小さいながらも、肉眼で世界遺産の「軍艦島」を見ることができました。

左側が世界遺産の「軍艦島」
左側が世界遺産の「軍艦島」

どんどん“近づいてくる”軍艦島を横目に、7分ほどで野母崎地区の入り口にある名所「夫婦(めおと)岩」に到着。二つの岩が仲良く並んでおり、向かって左側が男岩、右側が女岩。どちらも高さが11メートルほど。約4億8000万年も前にできたものなんだそう。

2枚の巨石が並ぶ「夫婦岩」
2枚の巨石が並ぶ「夫婦岩」

ここは夫婦岩と軍艦島、二つの名所が同時に眺められるスポットして人気の場所。岩と岩の間から軍艦島が顔をのぞかせます。駐車スペースもあるので、車を停めてゆっくり写真撮影OK。トイレもあるので休憩場所としてもぴったりです。

岩と岩の間に軍艦島。こんなスリーショットが撮れます
岩と岩の間に軍艦島。こんなスリーショットが撮れます

週末は行列必至 軍艦島を一望できる「お食事処 いち望」の絶品ランチ

そろそろ、お腹もすいてきたころ。お楽しみのランチを食べに「お食事処 いち望」へ向かいます。「夫婦岩」からは1kmほど。海沿いの丘の上にぽつんと建っているので見つけやすいと思います。ピンクっぽい外観が目印です。

高台に建つ「お食事処 いち望」
高台に建つ「お食事処 いち望」

こちらも地元の人が通う人気店。平日でも昼時は込み合っています。週末になれば、席待ちのお客さんが店の外にあふれるほど。オープンと同時か、ランチタイムを外した14時前ごろが狙い目かもしれません。

「お食事処 いち望」の外観
「お食事処 いち望」の外観

メニュー表を開くと、刺し身に天ぷら、鶏の唐揚げにすり身揚げなど食欲をそそる写真が並んでいます。店頭の黒板には本日限定の日替わりや、裏メニューがずらり。どれもおいしそうで悩んでしまいます。

メニュー表(天ぷら、刺身)
メニュー表(天ぷら、刺身)
メニュー表(鶏のから揚げ、すり身揚げ)
メニュー表(鶏のから揚げ、すり身揚げ)
メニュー表(カツ丼、白身魚のフライ、エビフライ)
メニュー表(カツ丼、白身魚のフライ、エビフライ)
店頭には「本日の日替わりメニュー」を紹介する黒板も
店頭には「本日の日替わりメニュー」を紹介する黒板も

悩んだときは店名を冠した「いち望定食」(1200円)がおすすめ。メニュー表にも「当店の横綱メニュー」とあるほど、刺し身に天ぷら、日替わりの小鉢と盛りだくさんの内容。人気ナンバーワンというのもうなずけます。

メニュー表(いち望定食)
メニュー表(いち望定食)

店内はテーブルと座敷に分かれた、アットホームな雰囲気。テーブル席からも、小上がりの座敷からも窓の外に軍艦島を望むことができます(写真が逆光でごめんなさい…)。

軍艦島をはじめ、同じく炭鉱で栄えた「高島」「伊王島」と三つの島を「一望」できることから、「いち望」という店名になったんだそうです。

テーブル席からの眺め
テーブル席からの眺め
座敷からの眺め
座敷からの眺め

お待ちかねの「いち望定食」(1200円)とご対面。お盆いっぱいにたくさんのメニューが並んでいます。どれもおいしそうです~。

「いち望定食」(1200円)
「いち望定食」(1200円)

まずはメインの刺し身から。地元の漁師さんや市場から毎朝仕入れる新鮮な魚を使用。旬ごとに替わり、この日はカンパチ、イサキ、カツオの3種類。どれもぷりっと弾むような食感で、脂ノリもバツグンです。

「いち望定食」の刺し身
「いち望定食」の刺し身

この日は、長崎では「ミナ」と呼ばれている巻貝の「ニナガイ」がサービスで付いてきました。仕入れがあるとき限定なので、出合えたらラッキー。

地元では「ミナ」と呼ばれるサービスのニナガイ
地元では「ミナ」と呼ばれるサービスのニナガイ

続いてはもう一つのメインである天ぷらを。エビにキス、ナス、ニンジン、カボチャ、オクラ、サツマイモの野菜を盛り合わせています。衣が立っていて、ザクザクと音がするほど。

「いち望定食」の天ぷら
「いち望定食」の天ぷら

脇を固めるごはんとみそ汁も抜かりなし。お米は長崎県内の棚田米、みそ汁のだしは刺し身を引いた後の魚の頭や骨を使っているため、何とも言えないコクがあります。

「いち望定食」のごはんとみそ汁、漬物
「いち望定食」のごはんとみそ汁、漬物

日替わりの小鉢は、酢の物や煮物などバランスよし。サラダにはリンゴを入れるのが、いち望スタイルのようです。デザートには長崎特有の甘めの「ごまどうふ」を。

「いち望定食」の小鉢とサラダ、ごまどうふ
「いち望定食」の小鉢とサラダ、ごまどうふ

「おなかいっぱい~」なんですが、どうしても気になったメニューを単品で追加。「漁師さんのすり身揚げ」(単品480円、定食700円)です。こちらは、地元の漁師さんが底引き網漁でとれたエビや白身魚などを原料に、ネギやニンジン、タマネギといった野菜を混ぜ込んで手作りしたすり身を使用。ふわふわ&ぷりぷりの揚げたてが楽しめるんです。

そのままでももちろん、レモンをきゅっと搾ったり、マヨネーズを付けたり。味変しながら楽しんでください。

「漁師さんのすり身揚げ」(480円)
「漁師さんのすり身揚げ」(480円)

博物館や展望所が点在する話題スポット「長崎のもざき恐竜パーク」

おなかが満たされたところで、お散歩がてら「長崎のもざき恐竜パーク」へ。いち望からは車で1分ほど。2021年にオープンした、日本で三つ目となる恐竜専門の博物館「長崎市恐竜博物館」があります。

「長崎市恐竜博物館」入り口では、迫力ある恐竜のオブジェがお出迎え
「長崎市恐竜博物館」入り口では、迫力ある恐竜のオブジェがお出迎え

実は長崎市は恐竜とゆかりの深い町。特に野母崎地区では2004年に長崎初の恐竜化石が発見されたことをきっかけに、8100万年前の恐竜時代の地層も見つかっているんです。

館内には本物の化石をはじめ、全長13メートルのティラノサウルスの全身骨格レプリカなども展示されています。博物館としては珍しく、一面窓を採用。天気がいい日には青い海に浮かぶ軍艦島と恐竜のコラボも楽しめます。

入館は事前予約制(ホームページより)なのでお忘れなく~。

ティラノサウルスの骨格レプリカと外の景色のコントラストがお見事
ティラノサウルスの骨格レプリカと外の景色のコントラストがお見事

敷地内には恐竜モチーフの遊具を備えた「こども広場」、映像や写真などで当時の様子や人々の生活などを紹介する「軍艦島資料館」(入館料:一般200円)などが点在しています。

「長崎のもざき恐竜パーク」の案内図
「長崎のもざき恐竜パーク」の案内図

さらに北側展望所、東側展望所、西側展望所からなる三つの小高い丘も。「水仙の丘」と呼ばれ、毎年12月下旬から1月中旬にかけて、斜面に植えられた水仙の花が見頃を迎えます。その数なんと約1000万株。

環境省の「かおり風景100選」にも長崎県内で唯一選ばれており、美しい花の姿とともにやさしい甘さの香りも楽しめます。

三つの小山の斜面に水仙を植栽した「水仙の丘」
三つの小山の斜面に水仙を植栽した「水仙の丘」

水仙に負けず劣らずの美しさを誇るのが北側展望所からの眺め。遮るものが何もなく、海に浮かぶ軍艦島の姿をはっきりと捉えることができます。島の象徴でもある高層アパート群や、軍艦島上陸クルーズ船の姿も見えますね。

北側展望所からの軍艦島の眺め
北側展望所からの軍艦島の眺め

ドラム缶を使ったベンチ&フォトスポットもありました。

展望所までは傾斜がちょっと急ですが、階段や遊歩道も整備されています。こんなに美しい景色が見られるなら、がんばっちゃいますよね。

北側展望所にあるフォトスポット
北側展望所にあるフォトスポット

港町の民家をリノベした「きまま焙煎所」でのんびり気ままな時間を

軍艦島の風景にすっかり癒やされ、再び海沿いをドライブ。お目当ては長崎でいちばん南にあるという喫茶店「きまま焙煎所」。長崎のもざき恐竜パークから10分ほど、野母崎地区の漁師町・脇岬町にお店を構えています。

店へ向かう途中、砂遊びや海水浴などができる「脇岬海水浴場」へちょっと寄り道。夏場は観光客や地元の人でにぎわう人気スポットです。透き通った海や白い砂浜がきれいでした。

美しい砂浜が続く「脇岬海水浴場」
美しい砂浜が続く「脇岬海水浴場」

脇岬海水浴場を出て、「樺島(かばしま)」方面へ。「きまま焙煎所」の目印は「緒方蒲鉾店」の白いのぼりがはためく小さな漁港。この斜め向かいにお店があります。駐車場はお店の隣に2台分ありますが、満車の場合はこの漁港に停めてもOKだそう。その際は漁師さんの邪魔にならない場所に停めてくださいね。

「緒方蒲鉾店」の白いのぼりを目印に
「緒方蒲鉾店」の白いのぼりを目印に
「きまま焙煎所」の外観。外にも席があります
「きまま焙煎所」の外観。外にも席があります

オーナーの菅原洋樹さんは秋田県出身。地域おこし協力隊として野母崎で活動するうちに、その魅力にどっぷりとハマり、任期終了後は先ほど寄り道した脇岬海水浴場の隣りで「カフェ リップル」を営んでいました。

「きまま焙煎所」オーナーの菅原さん
「きまま焙煎所」オーナーの菅原さん

きまま焙煎所のオープンは2019年。新しいスタートの場所として選んだのもまた海の近くでした。港町にある民家をセルフリノベーションし、民泊施設「トンボロ」も併設しています(素泊まり、大人4000円)。

「きまま焙煎所」の入り口
「きまま焙煎所」の入り口

ちょっと天井が低い店内は「おこもり感」を高めてくれる気がします。窓の外に目を向けると、きらきらと輝く美しい海。正面に海が見えるよう、席のレイアウトも工夫されています。オーナーの菅原さんもこの景色がお気に入りなんだとか。

ソファ席も海に向かってレイアウト
ソファ席も海に向かってレイアウト
カウンター席からの眺め
カウンター席からの眺め

お店の自慢は日替わりの自家焙煎のコーヒー(400円~)。無農薬栽培や有機栽培された生豆を使用し、浅いりから深いりまで豆の“個性”を引き出した多彩な味が楽しめます。黒板には産地や味の特徴が書かれているので、好みに合わせて選んでください。

本日の珈琲は黒板をチェック
本日の珈琲は黒板をチェック

コーヒーのお供に「米粉とお豆腐のブラウニー」(300円、コーヒーとセットの場合は250円)も注文。熊本県産の米粉と有機大豆を使った豆腐で作るグルテンフリーのスイーツです。絹ごし豆腐を使うことで、もっちりとした食感に。甘さも控えめなので、罪悪感なく食べられます。

残念ながらこの日は売り切れていましたが、「米粉のシフォンケーキ」(300円)も人気だそうです。

ちなみにコーヒーは、エチオピアのチェルベサを。ブラウニーによく合う深いりで、独特の香りとコクの余韻が長く続きます。幸せ~。

「米粉とお豆腐のブラウニー」とコーヒーはセットで700円
「米粉とお豆腐のブラウニー」とコーヒーはセットで700円

こだわりのコーヒーにスイーツ。窓の外にはキラキラと輝く海。民家をセルフリノベした穏やかな空間。居心地が良すぎて、ついつい長居してしまいます。

こだわりのコーヒーが楽しめるきまま焙煎所
こだわりのコーヒーが楽しめるきまま焙煎所

軍艦島が見えるケーキ屋さん「sourire×sourire」の地元愛あふれるスイーツ

来た時と同じ道を通って、長崎市中心部へ戻ります。お土産を選ぼうと、長崎のもざき恐竜パークの前を過ぎたあたり、進行方向右手にある野母崎初のスイーツショップ「sourire×sourire(スリール×スリール)」へ。店名はフランス語で「笑顔」。お店のスイーツを食べて、笑顔がどんどん増えるようにとの願いを込めているそうです。

外壁がオレンジ色のコンテナショップ。県外で経験を重ね、地元へ戻ってきた2人の男性パティシエが共同で経営しています。オレンジ色を選んだ理由は、「情熱の赤、幸せの黄色。合わせたらオレンジだから」とのこと。

オレンジ色のコンテナハウス「sourire×sourire」
オレンジ色のコンテナハウス「sourire×sourire」

お店に入ると色とりどりのスイーツが並ぶショーケースが目に入ります。中でもユニークなのが、野母崎にちなんだ商品。野母崎の山々をイメージした「野母(のも)んブラン」(518円)に、潮が引いた時にだけ渡れる島からアイデアをもらった「田ノ子島颪(たのこじまおろし)」(496円)など、ネーミングからも地元愛を感じます。

色とりどりのスイーツが並ぶショーケース
色とりどりのスイーツが並ぶショーケース

圧倒的な人気を誇るのが「野母んブラン」。佐賀県と秋田県産の和栗のクリームを、バニラが香るムースの土台の上にたっぷり絞ったもの。中央に忍ばせた白あんがアクセントの和テイストに仕上げています。

一番人気の「野母んブラン」
一番人気の「野母んブラン」

人気ナンバー2は「田ノ子島颪(たのこじまおろし)」。こちらはフランス栗の渋皮ペーストにダークチョコを合わせた洋テイスト。ラム酒をしっかり効かせており、まったりと濃厚な味わいです。フランス菓子をしっかり学んだパティシエさんの技と感性が、このケーキにぎゅっと凝縮されています。

人気ナンバー2の「田ノ子島颪(たのこじまおろし)」
人気ナンバー2の「田ノ子島颪(たのこじまおろし)」

ほかに、恐竜をモチーフにした「恐竜の卵 チョコムース」(テイクアウト486円)も。ふたを開けると、フランスから輸入したチョコレート型で作るリアルな恐竜がひょっこり顔を出します。恐竜の型は4種類ほどのバリエーションがあり、子どもたちにも人気です。

ベースもチョコムースと、シロップ漬けしたチョコスポンジの2層仕立て。ザクザクとしたチョコレートクランチの食感もたまりません。もちろん、大人にもおすすめですよ。

子どもたちに人気の「恐竜の卵 チョコムース」
子どもたちに人気の「恐竜の卵 チョコムース」

テイクアウトはもちろん、イートインもOK。カウンター席からはケーキのモチーフになった「田ノ子島」の奥に軍艦島も望めます。

カウンター席からは田ノ子島と軍艦島も見えます
カウンター席からは田ノ子島と軍艦島も見えます

天気がいい日はドラム缶を使った手作りのテーブルとベンチが並ぶテラス席も気持ちがよさそうです。こちらからの眺めもバツグン。

ドラム缶を使ったテーブルとベンチを置いたテラス席
ドラム缶を使ったテーブルとベンチを置いたテラス席

ホットコーヒー(テイクアウト486円)などのドリンクメニューもあるので、ドライブのお供にもぴったりです。

ドリンクメニューも豊富
ドリンクメニューも豊富

青い海をオレンジ色に染めていく美しい夕日に感動

楽しい一日もそろそろ終わり。だけど、まだお楽しみが残っています。それは五島灘に沈む夕日。野母崎は美しい夕日の鑑賞スポットが点在することでも有名なんです。

その一つ、軍艦島が見える「高浜海水浴場」に行ってみることに。ここには海水浴場に突き出た展望所があります。さっきまで青く輝いていた海が、時間の経過とともにオレンジ色に染まっていく様子がとても神秘的。思わず見とれてしまいます。

「高浜海水浴場」の先にある展望所
「高浜海水浴場」の先にある展望所
「高浜海水浴場」からの夕日
「高浜海水浴場」からの夕日

午前中に立ち寄った「夫婦岩」にも。この日、この辺りは雲が厚く、美しい夕日は望めませんでしたが、夕暮れ時の幻想的な景色が楽しめました。

夕暮れ時の「夫婦岩」
夕暮れ時の「夫婦岩」

世界遺産への登録後にますます人気が高まる軍艦島、時間によって“表情”を変える美しい海、地元愛あふれるグルメスポット。今回ご紹介できなかった飲食店やカフェもあり、何度も訪れたくなる場所です。ゆっくり流れる時間、おいしい食事とコーヒー、心を和ませる景色でリフレッシュ。ときめく魅力を探しにぜひ、お出かけください。野母崎ドライブ、おすすめです。

時間によって“表情”を変える軍艦島
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