【しまメシ🍚】カメノテ(新上五島町)/食感は貝。エビ、カニの味わい
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長崎県は島の数が日本一!そんな長崎県内の島々で食べられているちょっと珍しいグルメをご紹介します。ぜひ一度現地にでかけてご賞味ください。
海岸の岩場に固着している「カメノテ」。グロテスクな見た目から「えっ? 食べられるの?」と驚く人もいるが、ゆでて根元部分の皮を「くるっ」とはがすと身が現れる。貝のように見えるが、実はエビやカニと同じ甲殻類。食感は貝に近く、エビやカニのような味わいがある。
二枚貝クロクチの群生に交じっていることが多く、大きさは3、4センチ。新上五島町ではクロクチ採りの副産物という位置付けだ。より分けて捨てることが多かったが、最近は「おいしい」と好んで食べられるようになった。春から夏が旬。
某テレビ番組が、スペインでは有名な食材で、荒磯で漁師が命懸けで採るカメノテは高級品として人気があると紹介していた。五島列島では、そこまで労せず採ることができる。
カメノテに付いた汚れや石などをブラシ、たわしを使って洗い落とす。ゆでるか、みそ汁にするのが一般的。飲食業を営む島のご婦人は「見た目で気持ち悪いと思った。友人に薦められ思い切って食べ、あまりのおいしさにびっくりした。採りに行ってみようかな」と話した。
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