【しまメシ🍚】かっとっぽのみそ焼き(新上五島町)/おふくろの味、今は高級品に

更新日
2024.02.28
情報提供
長崎新聞
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新上五島町自慢の郷土料理「かっとっぽのみそ焼き」

長崎県は島の数が日本一!そんな長崎県内の島々で食べられているちょっと珍しいグルメをご紹介します。ぜひ一度現地にでかけてご賞味ください。

新上五島町ではハコフグを「かっとっぽ」と呼ぶ。冬が旬。自慢の郷土料理「かっとっぽのみそ焼き」は有川湾沿岸を中心に発祥したと言われ、古くから家庭料理として親しまれてきた。現在は調理の際、フグ処理施設とフグ処理者の資格が必要とされる。

ハコフグの表面には弱毒があるため、ぬめりをよく洗い落として腹側を切り開く。卵巣などを取り除き、みそ、砂糖、酒少々を練り合わせたものを入れ、切り外した皮をふたにして、アルミホイルで包み焼きにする。

堅い皮が器となり、焼き目が付いた表面から香ばしさが立ち上る。中は白身がたっぷり詰まっており、スプーンや箸でほぐし、みそと混ぜ合わせながら食べる。ハコフグの脂がほどよく溶け込み絶品の味わい。

地元の人は「子どものころから慣れ親しんだおふくろの味。今では高級品になっている。遠来の客に食べさせたら『三大珍味だ!』と喜んだ」と話す。

ご飯が進むのはもちろん酒のあてにも抜群。上五島を訪れたならぜひ味わいたい一品


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